🔋系統用蓄電池とは?
蓄電池は「安い時間に電気をためて、高い時間に売る」ことで利益を生む設備です。
しかし、充電できる時間が制限されている蓄電池は、
安い時間帯に充電できないため JEPX市場で収益が約30%減少 することもあります。
蓄電池の収益性で最も重要なのは、 容量でも価格でもなく 充電制限の有無 です。
🔌充電制限とは何か?
蓄電池は「安い時間に電気をためて、高い時間に売る」ことで利益を生む設備です。
しかし一部の蓄電池では、電力会社の都合により “この時間は充電してはいけません” という
制限がかかることがあります。
これが 充電制限 です。
✅放電は制限されない
高い時間帯に売ることはいつでも可能です。
✅充電だけが止められる
問題は 充電だけが止められる ことです。
充電制限がある案件でしたら以下の図のようなイメージになります。
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上記の図のように、
最安値の 0.01円/kWhで充電できる時間が1時間しかない場合、
残りの3時間はもっと高い価格で充電する必要があります。
つまり、
最も安い時間に充電できない=利益の源泉が削られる
これが充電制限の最大のデメリットです。
次にこの図を元に充電制限有りの案件と充電制限無しの案件を比較していきます。
🔵 ※補足:充電制限は「約3年後」から始まるそうです
多くの蓄電池では、 充電制限は約3年後に発生すると言われています。
約3年後から最安値の時間帯が使えなくなるため、
蓄電池の収益構造が大きく変わります。
🟦充電制限あり/なしの比較(市場価格ベース)
🔵 充電制限なしの場合
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上記の画像(九州JEPX)の最安値 0.01円/kWh が4時間続いた場合、
蓄電池はこの最安値の時間帯をすべて使って充電できます。
- 最安値:0.01円/kWh
- 充電時間:4時間
- PCS容量:1999kW(=1時間あたり1999kWh)
- 4時間の総充電量:1999 × 4 = 7996kWh
充電にかかる費用は、
🔴 充電制限ありの場合
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最安値の 0.01円/kWh は 1時間しか使えず、 残りの3時間は 高値平均 6.55円/kWh で充電する必要があります。
- 最安値:0.01円/kWh × 1時間
- 高値平均:6.55円/kWh × 3時間
- 4時間平均購入単価:
同じく PCS1999kW で4時間充電すると、
⚡電気の購入金額の比較表

🟥 結論
充電制限は 約3年後から始まる予定で初期は問題が見えません。
しかし制限が発生すると、 最安値の時間帯をほぼ使えず、充電費用が約490倍に跳ね上がります。
この差は蓄電池の収益性に直結し、 長期運用では 数千万円〜数億円規模の差 になります。
🟥 市場の現状:今出回っている高圧蓄電池の多くは“充電制限あり” がほとんど
現在、市場に出ている高圧の系統用蓄電池案件の多くは 充電制限がかかる契約形態になっています。
これは、
- 系統混雑
- 送配電側の制御方針
- 需要家契約の制約 などが理由で、 「安い時間に自由に充電できる蓄電池」が非常に少ない
つまり、
市場に出回っている蓄電池の大半は、収益が最大化できない構造になっている。
🟥 アグリゲーターの実績があっても、充電制限は補えない
アグリゲーター会社によって運用の上手さや実績は大きく異なります。
しかし、どれだけ優れたアグリゲーターであっても、
充電制限があると蓄電池の本来の力を発揮できません。
安い時間に充電できなければ、 高い時間に売るための電気が不足するため、
アグリゲーターの運用技術ではどうにもならない“構造的な損失”が発生します。
🟦 高圧蓄電池は年間約3億円の収益が期待できる設備です
高圧の系統用蓄電池は、 アービトラージ・調整力市場・容量市場などを組み合わせることで、
年間平均で約3億円の収益が期待できる大型設備です。
しかしこの収益は、 「安い時間に充電できること」が前提で成り立っています。
充電制限がかかると、 この3億円モデルがJEPX市場で約 20〜30%も減少する可能性があります。
🟦 株式会社エーイーシーが「充電制限なし」にこだわる理由
蓄電池の収益性で最も重要なのは、 容量でも価格でもなく「充電制限の有無」です。
株式会社エーイーシーは、 お客様の収益が最大化されることを最優先に考え、
充電制限がかからない案件だけを厳選してご案内しています。
市場の大半が充電制限ありの中で、
充電制限なしの希少な高収益案件だけを扱うことが 株式会社エーイーシーの最大の強みです。
